【読書から離れないで!】読書は6分で効果が出るストレス解消方法!

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どうもみなさんこんにちは。ツカダです。

今回は「読書のストレス解消効果」の話をしていこうと思います。

 

読書っていいものなのに…相変わらずの活字離れ

読書にはストレス解消効果以外にも、様々ないい効果があります。(その辺の詳しいことはまた別の記事でしますね)

 

しかしながら、現実は活字離れが進んでいます。というよりも「本を読む人」と「本を読まない人」の二極化が進んでいるといったほうがいいかもしれません。実際のデータを見ながら確認してみましょう。

 

全国大学生活協同組合連合会が2018年の2月26日に発表した「全国の大学生の生活実態調査」によると、大学生の53.1%が一日の読書時間を「0分」と回答しています。

 

一方で、一日に「120分以上」読書する本の虫層もいるのが現在の大学生の特徴です。本を全く読まない人を加えた上での平均読書時間は「23.6分」。それに対して読む人のみでの平均読書時間は「51.1分」。大幅な二極化が進んでいるのが分かりますね。

 

「本を読む」ということに対して抵抗がある人も少なくないとは思いますが、読書に様々な良い効果があると分かったら手にとってくれるのではないかなーと思い、今回は「ストレス解消効果」に絞って説明していきますね。

 

読書はストレス解消に68%も効果がある!?

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ということで本題です。2009年と少し古めの調査ではありますが、イギリスのサセックス大学が「人間が普段行う活動がそれぞれどれだけストレス解消に効果があるのか」という調査を行いました。

 

ストレス解消法には様々なものがありますが、その中でも「音楽鑑賞」「コーヒーを飲む」「ゲーム」「散歩」、そして「読書」の5つを選んで調査をしています。活動ごとに心拍数の低下や筋肉の緊張緩和の程度など、身体活動から調査結果を出しているので信頼性もあるデータなのではないかと思います。(実際、2019年になってもよく用いられるデータですし)

 

その結果は以下の通りです。

 

音楽鑑賞→61%

コーヒー→55%

ゲーム→42%

散歩→21%

読書→68%

 

なんとなんと、読書が一番ストレス解消に効果があるという結果になりました。しかも驚くなかれ、静かな環境での読書には「6分間で60%以上の効果が出る」という結果も出ています。

 

つまり、読書が一番効率的かつ効果もちゃんと出るストレス解消法なんですよね。

 

ではなぜ?読書がストレス解消に効果的なその理由

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理由はいろいろと考えられますが、一番の理由は「のめりこめる」というものでしょう。

 

読書をし、本の世界にのめりこむことで、ストレスの原因や、今の自分のマイナスな感情から目を逸らすことができるため、ストレス解消に効果があると考えられます。

 

「ストレス解消のための読書」で意識したいこと!

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当然、読書はストレス解消のためだけのものではありませんしかし、ストレス解消効果を狙うためには、いくつか意識するべき点があるので、それらを確認してみましょう。

 

1、自分が好きなものをチョイスしよう

「小説」「自己啓発本」「ビジネス本」その他もろもろ…本といっても様々な種類のものがありますが、ストレス解消のためであれば「小説」を選びましょう。

 

ストレス解消のためには、登場人物に感情移入したり、舞台に自己投影したりなどなど「のめりこめること」が重要になります。自己啓発本やビジネス本ではそれができないので、ストレス解消には向きません。

 

さらに小説のなかでも、「自分が好きなもの」を選びましょう。ジャンルだってなんでもいいです。とにかく自分が読んでいて集中できるものを選ぶようにするのがおすすめです。(いずれですが、読書初心者の方にもおすすめの本の記事なんかも書きますね)

 

2、時間は意識しない

また、よくあることですが「何時までにこの本読んじゃおう」や「この時間までは読書の時間にしよう」など、時間を決めて本を読むこともあると思います。しかし、時間を意識してしまうと本に集中することが難しくなり、効果が薄くなってしまうでしょう。

 

そのため、もし制限時間を設けるのであれば、スマホなどでタイマーをセットして、時計は見えない状態にするのがおすすめです。

 

 

3、つまらなかったら積んでおこう

「いざ読んでみたけど、あまり面白くないな…」なんてこともあります。そんなときは無理せず本棚に戻してしまって大丈夫です。つまらないなと思いながら読書を進めてもストレス解消にはなりません。むしろ、「読みきらなくちゃ」という気持ちがマイナスに働いてしまうでしょう。

 

買った本を読まないことを「積読」ともいいますが、決して悪いことではないと思います。面白いのが、「人間の趣味趣向は変化する」という点です。今は面白くなくても、次手にとって読んでみたら不思議と集中できた、なんてこともあります。

 

僕の例ですが、「辻村深月」さんという作家さんの「島はぼくらと」という作品なんかは正しくこれに当てはまってました。最初はつまらないと思い本棚に戻したけど、なんとなくまた読んでみたらめちゃくちゃ面白かった、そんなこともあります。

 

4、環境も整えられるとベスト

静かで集中できる環境を用意できるのであればそれがベストです。そのほうが本にのめりこみやすく、ストレス解消により効果的になるからです。

 

しかし、環境を整えるのがめんどくさくて読書に手が出せない、では意味がありません。まずは本を手にとってページを捲ってみる。それが大事です。

 

ちなみに僕の場合は電車の中で本を読むことが多いです。イヤホンをしていれば周りの音をある程度シャットダウンできます。

 

5、紙媒体がおすすめ

スマホタブレットで読める「電子書籍」もいいですが、ストレス解消のためであれば「紙媒体」がおすすめです。

 

紙媒体であれば、「ページを捲る」という行為が必要になります。ページを捲るという単純作業が、本を読むということにより意識をフォーカスさせてくれます。

 

しかし、朝の通勤電車や夜の満員電車など、隙間時間でも本を手に取ることが出来ない状態も珍しくないでしょう。そんなときには電子書籍でも問題ありません。

 

読書はもっとも効率的かつ効果的なストレス解消法!

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「のめりこむこと」でストレス解消をする、と考えれば別に読書である必要はないかもしれません。ゲームでも映画でもアニメでもドラマでも、のめりこめればストレス解消になります。

 

しかし読書でストレス解消をすることのメリットは「効率的である」ということです。たった6分でも効果が出る。忙しい人でも出来るストレス解消法です。

 

といっても「何から読んだらいいのか分からない!」なんて人も少なくないでしょう。そんな方のために、またいずれ読書初心者の方におすすめな小説を紹介したいと思っています。

 

それではまた。